カッピング(吸い玉/吸角)

カッピング(吸い玉/吸角)は皮膚付近の血流を改善する目的と、筋肉の緊張を和らげる目的で行っています。

カッピングを行う場所は、背中、ふくらはぎです。

カッピングの良いところは、体表面のうっ血を一気に巡らせることができるということです。(鍼は表面から深層の内臓の血流をじわりと上げる働きです)

症状によりますが、いろいろなやり方があります。間隔をあけてカップを置いたり、詰めて置いたり、乗せた後すぐに取ったり、しばらく5分から10分ほど置いておいたりして、最も良い方法を探っていきます。

筋肉の緊張をやわらげる意味合いで、肩こりや背中の張りがひどすぎる人にも行います。ぎっくり腰の時にも場合によっては行います。

スポーツ選手の疲労回復にも役に立ちます。

ただ、虚弱体質の方にはあまり積極的には行いません。刺激的には強いからです。熱のある場合も行いません。

悪いところほど赤黒くなります。1週間程度であとは消えますのでご心配なく。

何回か行うと、跡が付きにくくなります。かなり改善していることが目に見えてわかります。

コンプレッサーで吸い上げますので、火は使用しないので安全に行えます。効果もほぼ変わりません。

強度も状態に合わせて行っていけます。跡がつかないように弱くすることも可能です。

案外問い合わせが多い施術です。不妊症でなくとも受け付けております。鍼灸をしなくて、これだけ受けに来られる方もいらっしゃいます。

個人的には終わるとすっきりするので大好きなのですが、困ったことにだれも私にしてくれる人はいません。。。

下の画像は実際にカッピングを行っている画像です。背中のつらさを改善するために、やや強め、全体的にしております。

特に腕と肩の付け根周辺の跡が強く残っています。

よく見ると二重に跡がついているのは、一回目は全体的に流して、二回目にしばらく置いておくといった当院独自の療法です。これにより背中をくまなく施術することができます。

この患者様は初めてカッピングを行ったときは、ほとんどの場所が濃い赤色の跡が付きました。

3週間に一度くらいのペースでカッピングを続けた結果、背中の中央以下は跡が付きにくくなりました。症状も軽減しております。

日常的に、よく使う肩周りはしっかり跡が残りますが、カッピングの後は2週間ほど楽な期間が続いているというご感想をいただいております。

スポット的にカッピングをすることはその時の症状をやわらげ、継続的に行うと症状自体を起きにくくする働きがあります。

なお、当院のカッピングは脂肪吸引や豊胸の働きはございません。

料金はカッピングのみの方は2000円(税込み)

カッピングのみの方は初診料1000円(税込み)も併せていただいております。

鍼灸治療と併用の場合は1000円(税込み)となっております。

ご来院の際は、背中がめくりやすい服装でお願いします。

鍼灸師の行う本格的なカッピングを一度お試しください。

下記の画像は当院の患者様に実際に行ったものです。画像掲載もご協力いただいております。

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