心の状態と鍼灸

不妊症の状態が長く続くと、精神が暗くなります。何年も子供ができないということは、心を病ませます。心が病むと身体もおかしくなっていきます。いつもイライラしていたり、突然悲しくなったり、赤ちゃんができるまで、もしくは産むまで不安定になりがちです。妊活においてメンタルヘルスはとても重要です

だいたい、抑うつ感から派生した症状が見受けられるケースが多くあります。

肩こり めまい だるさ やる気が出ない 過食 睡眠過多 睡眠不足 肌の艶がない 便秘 胃の痛み 背中の痛み 腰の痛みやだるさ 足に力が出ない etc

これらの症状がつらい気持ちをさらに増幅させていきます。

このような症状が強い場合は、やはり妊娠する環境から遠ざかっているのはないでしょうか?

ほとんどの方が、まさか自分が不妊症になるとは考えていなかったでしょうから、思うようにいかないことと体調不良はセットになって現れます。

何気なく性交渉があり、避妊をしていなければ妊娠する。

それを考えすぎてベストを尽くそうとすると深みにはまり、悩みすぎるということは心の状態を悪化させてしまいます。

性格がまじめな方が多いので仕方ないでしょうが、ありきたりですが悩みすぎないようにしましょう。

好きなものを食べましょう。

好きなところに行きましょう。

素敵な服やアクセサリーを身に着けて、たまには楽しみましょう。

懐メロを聞くのもよいです。中学・高校・学生時代楽しかった思い出のある曲を聴くと、脳が喜びます。

また、軽い運動をしましょう。全身を程よくほぐし、血流をよくしましょう。運動は軽いストレッチとウォーキング程度でいいです。くれぐれも頑張りすぎないことです。日々の習慣に取り入れましょう。

鍼灸治療は自律神経のバランスに影響を与えます。その際脳に鍼の刺激が伝達されます。すると、ストレスや悩みすぎで偏ったバランスを整えるように働きかけます。

自律神経系のバランスが取れてくると、ホルモン分泌にも影響が出てきます。

月経周期が整いやすくなり、基礎代謝も向上していきます。

すると子宮卵巣が正常化していきますので、妊娠しやすくなります。

このように、普段の生活に楽しみと喜びをみいだすことで精神機能が回復し、軽い運動で前向きになれます。

そのような状態が続いていくと、鍼灸の効果も強く表れやすくなり、病院での治療も成功しやすくなります。

落ち込むことは生きている限りなくなりはしません。そういう日だってあります。

でも、そこにつかりすぎないようにすることが大事。

無理に前向きになれずとも、いずれ来る赤ちゃんのために良い身体を作っていきましょう。

そうして悩んだ分、赤ちゃんが来てくれた時の喜びはより大きくなり、大切に育てられる立派なママであり、パパになれるというものです。

皆様に早く赤ちゃんが来ますように。

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