不妊症の鍼灸について

妊娠しやすい体質を作ることが大切です。
骨盤内の血流や冷えを改善すること。
全身の状態を改善すること。

骨盤内の血流が悪いとよい卵子ができにくくなり、子宮の環境も悪く受精や着床の機会を減らすことになります。

また、冷え症は女性特有の症状ですが、不妊体質の方は特に冷えが強いケースが多いです。夏なのに汗をかかない、運動しても体が温まりにくい、基礎体温が35度台の時がある時は注意が必要です。

冷えが強いと代謝が悪くなりますので、卵子の質が悪くなります。また、受精卵を体外受精で戻した時も、体内で培養するうえで低温度になることはあまり良いとは思えません。

鍼灸で全身を施術することで、内臓全般の機能が良い意味で亢進し、

骨盤部への施術を行うにつれて、お腹や腰の環境が改善していきます。

具体的には基礎体温が上がっていく。

月経痛が緩和、場合によっては消失する。

月経血がサラサラになり、血の塊が減る、なくなる。

冷房に負けないくらい暑がりになる。動くとすぐ汗が出るようになる。

そのような状態になっていくと妊娠に近づいている状況となります。

全体の治療、骨盤という部分の治療を組み合わせることが、不妊症の鍼灸であるといえるでしょう。


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